] 地域づくり活動
棚田をとおしての地域の連帯感

1 事業名  
星野村活力ある地域づくり推進事業 棚田写真  
2 事業の目的
住民の創意工夫により地域の様々な課題解決に取り組みながら、地域づくりを推進し地域の振興発展を目指す。

3 事業の実施主体
椋谷校区地域づくり振興会(小学校区で活動)

4 連携・協力機関・団体等
星野村
広内・上原地区棚田保存会
中山間地域直接支払い制度「6区集落」

5 事業の予算
平成18年度村交付金1,100,000円

6 事業に至るまでの経緯
 行政改革や地方分権型社会への対応が求められる中、地方においては「自らの地域の事は、地域自ら考え行動する」事が求められ始めました。特に、過疎化や高齢化が進む星野村においては、なお一層行政と住民が役割分担をしながら一体となって活力ある地域づくりを進める必要がありました。そこで、平成16年度より「星野村活力ある地域づくり推進事業」として、行政と住民協働の地域づくり事業に取り組むこととなりました。

7 プログラム作成の視点
 地域の事を最もよく知る、住民自らが行政区及び小学校単位で話し合いながら、地域課題や将来像を明確にし、自らの創意工夫で地域づくりを推進すること。

8 事業の内容
@椋谷校区地域づくり振興会
 椋谷校区地域づくり振興会は「自分たちの地域は自分たちで」をスローガンに、平成17年3月に発足し活動を行っています。 椋谷小学校区を範囲とし、4つの地区支部(行政区)と4つの専門部会から構成しています。主な地区支部の活動は次のとおりです。
3東区支部 ・・・ 貴重な石橋を見直して整備したり地域みんなで山登りなど地域内のふれあいを大切にした取り組み
5区支部 ・・・ 大島桜を活用した自然公園の整備など地域の景観に配慮した取り組み
6区支部 ・・・ 棚田を利用した活動の他、お茶の文化を広めるため日本茶インストラクターの講習会などの取り組み
7区支部 ・・・ 米まつりやイルミネーションの飾り付けによる村外との交流の取り組み
専門委員会 ・・・ 住環境の改善、産業の振興、広報活動など。 その他、地域のまつりや小学校との合同運動会も、地域の中核となって積極的に取り組んでいます。
A広内・上原の棚田の保全活動
棚田写真2 広内・上原の棚田は、天に向かうような急傾斜地で、高低差230メートルの中に137段、425枚の棚田があります。平成11年に日本の棚田100選に選ばれました。平成12年9月には旧浮羽町と合同で第6回全国棚田サミットが行われました。 椋谷校区地域づくり振興会では、この棚田を保全するための活動を行っています。 棚田の保存はこれまで、地元の「広内・上原棚田保存会」と、農林水産省の中山間地域直接支払い制度における「中山間6区集落」において行われてきました。棚田保存会では、棚田の保全や田植え・稲刈り体験など都市との交流活動を行い、中山間6区集落では耕作放棄地の解消・農産物販売所などの取り組みが5年ほど続けられてきました。 この活動に、「椋谷校区地域づくり振興会」が加わることで、それぞれの団体との連携が密になり、より多くの地域が棚田に関心を持ち、活動に参加して地域の活性化に取り組むことになりました。
 平成18年は、この棚田を保全するため、次のような活動を行いました。
[1月]ブルーベリー苗の植付けを行い、 たくさんの地域の方が参加しました。
ブルーベリー苗の植付け

ブルーベリー肥料やり [8月]国際ボランティアの人たちや地元の小学生と、1月に植えつけたブルーベリーに肥料をやり、子供たちはボランティアの人や地域の人たちといろんな話しをしながら作業をして汗を流しました。

[12月]椋谷小学校の廻りにイルミネーションを飾りつけ、地域内外の方に楽しんでもらいました。子供たちが考えた、アニメの絵柄は大変好評でした。このイルミネーションのように将来にわたって地域に明るい光りを灯し続けて行きたいです 椋谷小学校イルミネーション

甘酒祭り [1月]甘酒祭りを開催し、地域内外の参加者で大盛況でした。また、祭り当日は金柑苗の植え付けも行いました。実った金柑は、広内ロードパークの物産販売所で販売の予定です。甘酒は広内・上原の棚田米を使って作りました。10人の甘酒名人?が腕を振るって作ったものをみんなで飲み比べ、地域のことについて語り合いました。

9 事業の成果 
都市との交流だけでなく、地域内で交流・融和することで、地域をみんなで支えあい活気付け元気な地域になるように活動を続けています。
 いろんな行事に多くの人が参加して、これからの地域について語り合ったことなどを通して、自分たちの地域を見つめなおし、いつまでも元気が見える地域であるように活動を続けて行きたいと考えています。   風景写真

10 今後の課題
 平成19年3月末に、椋谷小学校が閉校することに伴い、地域と子どもたちとの直接的な連携が、難しくなること。

11 まとめ
 今後も、住民みんなが住みよい地域を目指し、交流活動やアンビシャス活動・生涯学習活動などの地域づくり活動を、4つの地域支部が連携し、子供からお年寄りまで元気で明るく安心して暮らしていける地域を目標に、活動を続けて行きたいと考えています。
 また、平成19年3月末に閉校する、椋谷小学校校舎の一部を借り受け、地域の活動や情報発信の拠点として活用したいと考えております。


問合せ先
星野村教育委員会 教育班 : 八女郡星野村13083−1
TEL:0943−52−3707 FAX:0943−52−2495
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