T 高齢者教育
2 みまきライフカレッジといきいき事業 水巻町中央公民館 主任 増田 浩司

1 事業名  ふくおか高齢者大学みまきライフカレッジ・いきいき事業

2 事業の目的
〔ライフカレッジ〕
 学習意欲旺盛な高齢者を対象に、学習活動と社会参加活動を展開し、高齢者の生きがいづくりと活力ある地域社会の形成を図る。
〔いきいき事業〕
 「みまきライフカレッジ」で学習した知識や技能を、今後も自主的に続けることにより、維持、向上を図り(自主学習)、そこで培った財産を小中学校や地域で教え、役立てることで世代間交流を行い(派遣講師)、いきいきとした人生の「生きがいづくり」を目的としています。【自主学習活動&ボランティア講師派遣】

3 事業の実施主体
〔ライフカレッジ〕 ふくおか高齢者大学中間・遠賀地区運営委員会・水巻町教育委員会
〔いきいき事業〕 水巻町教育委員会

4 連携・協力機関・団体等 
北九州教育事務所、中間・遠賀地区教育委員会

5 事業予算
〔ライフカレッジ〕200万円  〔いきいき事業〕170万円

6 実施に至る経緯
〔ライフカレッジ〕
● 時 期
昭和48年頃に福岡県遠賀・中間地区老人大学(県教育事務所出張所主管)として始まり、昭和50年頃には福岡県遠賀・中間地区老人大学院が導入され隔年ごとに開設。
●名称や実施形態の変更等
・遠賀・中間地区老人大学(県の主管事業)
・遠賀・中間地区老人大学→昭和58年度から県の委嘱事業 
・平成10年度から名称変更により、ふくおか高齢者大学「みまきシルバー大学・指導者専修課程」(県の委嘱事業)
・平成15年度に、ふくおか高齢者大学「みまきライフカレッジ」に変更。
〔いきいき事業〕
  平成10年度から名称変更となったふくおか高齢者大学「みまきシルバー大学・指導者専修課程」より派遣活動は行っていたが、平成15年度の「みまきライフカレッジ」に変更した時より、「いきいき事業」として自主学習活動・派遣活動を開始。

7 事業内容
〔ライフカレッジ〕
●受講対象者:年齢制限は設けていない。(平成14年度までは60歳以上)社会貢献活動の
できる方であれば受講可能。居住地は遠賀・中間地区の主体(北九州市から拡大して受入)
●平成18年度学習計画
@6月〜翌年2月まで、全15回開催。 (毎月第2・4金曜日、8月を除く)
午前(11:00〜12:00)基礎コース  午後(13:00〜16:00) 専門コース
◆染織◆水彩画◆書道◆パッチワーク◆クッキング◆ガーデニング◆歴史の7コースから1つを選択。(基礎、専門の一方だけの受講は不可)
A研修費用は資料代として2,000円(専門コースの教材費は自己負担)
●平成18年度受講状況
受講生総数150名
【専門コース内訳】
◆染織:18名 ◆水彩画:23名 ◆書道:16名 ◆パッチワーク:21名
◆クッキング:13名 ◆ガーデニング:22名 ◆歴史:37名    計150名
〔いきいき事業〕
●参加対象・コース選択
 いきいき事業は「みまきライフカレッジ」を修了した方がボランティア講師として、社会活動をすることが前提となっており、参加対象は「みまきライフカレッジ」修了生のみ。 選択コースは基本的に「みまきライフカレッジ」で受講した専門コース。 (ただし、過去に他の専門コースを受講された方はそのコースでも可)
●平成18年度各コース人数
コース 人 数 (内町外人数) 遠賀 岡垣 芦屋 中間 八幡西区 合計
 書道 31 7 2 1 2 2   7
 クッキング 4 1         1 1
 水彩画 15 2 2         2
 染織 10 2   1     1 2
 ガーデニング 27 1     1     1
 歴史 15 4 2   2     4
 陶芸 9 2       1 1 2
 パッチワーク 12 5 2     2 1 5
合  計 123 24 8 2 5 5 4 24
●活動運営方法
〔各コース組織化〕
各コースからコース代表者を選任し、自主学習活動やボランティア派遣活動が円滑に運営できるようにする。他の役員構成は各コースにより必要な役員を構成する。
具体的な役割としては、
・ ボランティア派遣活動等に係る連絡・調整
・ 指導者(講師)との連絡・調整
・ 各コースの代表者会議の開催    など
〔学習時間等〕
・ 基本的に毎月第1、3月曜日に2〜3時間
・ 学習室使用料は減免、ただし、上記基本日程以外は各コース負担
・ 館外活動を行う場合は事務局に申請し、マイクロバス運転謝礼は参加者負担
・ 学習に必要な材料・コピー・印刷代は各コース負担
〔指導者・講師)
・ 各コースの指導者(講師)は6月から12月までの期間とし、コース毎に連絡調整を行う
(8月を除く)   
・ 毎月1回分の講師謝礼は町にて負担、それ以外は各コース負担
●ボランティア講師派遣
〔派遣先〕
小学校、地区公民館、町教育委員会主催事業など
〔派遣延べ人数〕
(15年度)331人 (16年度)177人 (17年度)385人 (18年度)359人
(平成18年12月現在)

8 事業の成果
自主学習活動での作品の展示会を年度末に中央公民館で開催(一週間)。また、中央公民館の展示コーナーに作品の常設展示の実施(書道・パッチワーク・陶芸)
派遣先で学習の準備・学習内容の説明・指導・片付け、また、児童とのふれあいなど積極的にかかわってくれる方が多くなり世代間交流の機会となっている。
ガーデニングコースの方々が小学校に植えた修景バラの手入れを施肥・除草・剪定と年間を通して活動したのは、受講生の学習の一端でもあるが、環境ボランティアとしての大きな意義を果たしている。
各学校より学期ごとの学習計画を提出して頂き、事前に派遣者の決定ができるようになり、特に年間の派遣回数の多いコースは学習の事前研修も十分できるようになった。(各学校との事業協力関係の構築)
子ども達や先生からお礼の手紙や感謝の手紙をもらったり、お礼の言葉を言ってもらうことにより、ボランテイアに行く人たちの心を和ませ派遣に行くことの励みになり「生きがいづくり」へとつながっている。

9 事業の課題
派遣にいく機会を更に増やすため、広報活動を充実させ派遣要請の拡大を図る。
派遣要請の少ないコースについては、活動の見直しを検討する。
受講生の高齢化に伴い、ボランティアとしての活動できる人員が減少しているので、ライフカレッジからの受講生の移行の促進を図る。

問合せ先
水巻町中央公民館(遠賀郡水巻町頃末北1−1−2 )
 TEL(093)201−0401
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