XII 自治公民館活動
1 自治公民館活動

1   事業名
    地域住民のつながりをめざす木浦岐自治公民館の取り組み
2   事業の目的
   少子高齢化や核家族化が進み、地域の人間関係が希薄になったことで停滞している地域活動の活性化をはかり、子どもから高齢者まで全ての住民が豊かなつながりの中で幸せに暮らすことができる地域づくりを目指す。
3   事業の実施主体
     木浦岐自治公民館(飯塚市頴田地区)
4   連携・協力機関・団体等
 
食生活改善推進会頴田支部
特別養護老人ホーム「かいた苑」
飯塚市頴田公民館(広報活動)
5   事業内容
 
(1)   そうめん流し(7月)
  環境美化の一斉清掃の後、そうめん流しを行った。全員で協力し、竹林から切り出した大きめの竹を半割りにし、ふしを取って磨き、「そうめん流しセット」を作った。流れてくるそうめんを子どもも大人も楽しく取り合った。
  食生活改善推進会頴田支部の皆さんの協力で、そうめんだけではなくカレーライスも作って食べながら、和気あいあいとふれあい豊かな食事ができた。
(2)   ふれあい盆踊り(8月)
  地域内にある特別養護老人ホーム「かいた苑」を訪問し、中学生たちが演奏する太鼓を中心に輪になり、音楽に合わせて盆踊りを披露した。踊り終わると、子ども達がホームの高齢者の方々と握手をし、喜んでもらった。
  その後、初盆の家でそれぞれ踊り、最後に公民館広場の華やかなやぐらを囲み、見に来ていた方々も参加して全員で総踊り。
   最後のお楽しみとして、遊和会の方々が作ってくれた焼きそばや焼き鳥、カキ氷を子ども達はおいしそうに食べていた。
  踊りの輪とともに地域の輪が広がる盆踊りとなった。
ふれあい盆踊り写真
(3)   手作り敬老会(9月)
  昨年に引き続き、地域で手作りの「敬老の日事業」を実施した。なごやかに会食をし、地域の方々による余興を楽しんだ。余興の出し物には、子どもの参加もあり、高齢者から一層の拍手喝さいが送られた。
  一人でも多くの高齢者に来てもらいたいと、役員さんや班長さんが家までの送迎に協力してくれ、たくさんの高齢者の笑顔がうれしい手作り敬老会となった。
(4)   しめなわ作り(12月)
  地域の「しめなわ名人」に教えていただいて、しめなわ作りを行った。藁をなうことからはじめて、できあがりまでの過程を1つ1つていねいに名人から教わり、全員が立派なしめなわを完成させた。伝統的な技術を多くの人に伝え、一人一人が次の世代へ伝える担い手になってもらいたいと願っている。
(5)   もちつき大会(12月)
  地元の壮年部「遊和会」が主体となり、もちつき大会を開催した。力が必要なもちつきは、若手(?)の活躍の場であり、地域の行事を主体的に担い、盛り上げていくことで、次代の地域活動を担う後継者として育っていくことも期待している。
  つきあがったもちは、特別養護老人ホーム「かいた苑」にも配り、心のこもったおすそ分けとして大変喜ばれた。
(6)   環境美化と桜の記念植樹(3月)
  「自分達の地域を自分達の手できれいにする」ため、環境美化の取り組みを行った。各自が公民館までの道のりで拾い集めた空き缶は相当な量。持ち寄った公民館で挨拶を交わし、世間話をする人たちの姿が多く見受けられた。
 また、毎年恒例となっている桜の記念植樹を行い、この春頴田小・中学校を卒業した子ども達の名前が書かれた札を取り付けた。この桜には地域の子ども達の卒業を地域ぐるみで祝い、子ども達の成長を見守っていこうという思いが込められている。将来、子ども達が大きくなって木浦岐に帰省したときに、この桜を見てふるさとの温かさを感じてもらいたい。そして、自分の子ども達にもふるさと木浦岐の良さを伝えていってもらいたいと思っている。
6   事業の成果
 
(1)   共に汗をかき、行事を実施する中で、地域住民のつながりが深まり、輪が広がった。そのつながりや輪が、大人同士のみならず、大人と子ども、小学生と中学生、保護者同士とあらゆる世代に広がっていることに意義がある。
(2)   子どもと共に保護者が参加することで、保護者の地域に対する認識が変化し、自らが地域の担い手となるための入り口となっている。
(3)   子ども達にとって、学校や家庭とは異なる体験活動の場として地域が機能しており、地域ぐるみで子どもを育てる環境作りがなされてきた。
7   今後の課題
    長年務めてきた自治公民館長が高齢となったため、次代の館長となる人を選び、これまでの地域に対する思いや活動をスムーズに引き継ぐことが課題である。

問合せ先

飯塚市頴田公民館
〒820−1111 飯塚市勢田1129−1
TEL 09496−2−1034  FAX 09496−2−2425

目次へ戻る