市町村のページ<特集:公民館と子どもたち>

 

地域公民館を開放した「ふれあい教室」 

直方市中央公民館・北校区公民館   

 

 今、公民館講座を含めた「中央公民館の運営のあり方」が、大きく変わろうとしています。これからの中央公民館は、「地域公民館との連携」と、受講生が公民館等で学ばれたことを「学校や地域に還元」する社会参加活動が求められています。このようなことを踏まえ、平成14年度は、学校との交流だけでなく、地域公民館を開放して地域の方々が子どもたちの体験活動を支援する「ふれあい教室」を実施しています。

 その中で、7月27日〜28日に実施した「夏休みの宿題と工作づくり」を紹介します。

 内容は、1時間目は、工作づくりを行い、高齢者とともに「折り紙」や「コマ作り」をしました。2時間目は、昨年高齢大学と交流した北小学校を卒業した中学生が宿題の手助けをしました。

 事業の目的は、次のとおりです。

@          夏休みの宿題の悩みを解消すること。

A          小学校と中学校の縦のつながりを深めること。

B          青少年育成のモデルとすること。

C          子どもたちが地域の高齢者の方々と挨拶することにより子どもたちの安全に役立つこと

事業を終えて、子どもたちは、高齢大学の方々と先輩の中学生から「夏休みの宿題と工作づくり」を分かりやすく教えていただき非常に楽しかったと大変喜びました。また、今回の取組を見に来られた北校区公民館長を始め関係者の方も、子どもたちと地域が一体となった素晴らしい体験活動ができたと大変喜ばれました。

 今回の取組が引き金になって、直方市が事業の目玉として推進しています、青少年育成のための「アンビシャス運動」の実施まで展開しています。

 また、今回の取組は、時機を得た非常に素晴らしい取組であるということで「NHKテレビ」のニュースで放送されたり、「西日本新聞」や「毎日新聞」に掲載されるなど市民にも知られるようになり、今後の事業拡大が期待されています。

 

中学生に宿題を教えてもらっている様子

 

高齢者に手芸を習っている様子

 

 

問い合わせ先  直方市中央公民館
            〒822−0026      直方市津田町 7−20

                 電話 0949−25−2241         FAX 0949−22−0785


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