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公民館とこどもたち
小竹町中央公民館
     
 小竹町には中央公民館、北公民館の町立公民館があり、中央公民館は生涯学習を、北公民館は文化財保護を中心として活動しています。 今回は、「公民館とこどもたち」のテーマのもとに、ときめき大学講座(老人大学)とこどもたちの交流について、小竹北小学校と小竹幼稚園の場合を紹介したいと思います。
 この交流の特徴は出前にあります。受講生が学校、幼稚園に出向いて児童、園児と活動しています。公民館の事務局においては、教員の経験をもつ指導員が先方の教職員との連絡、 調整にあたり、スムースな運営に尽力しています。他に指導員2名が在籍し、受講生に同行して現場での活動を補助しています。
 北小学校ではマジック講座、民踊講座の受講生がクラブ活動の児童の、カラオケ講座が3年生の児童に対し活動の助言などの支援を行っています。 現場での活動が進むにつれて、児童からお礼状や感想文が寄せられるようになり、その返信を通じてますます交流を深めています。
 幼稚園では園芸講座の受講生が園児と一緒に芋づくりをしています。畑の畝おこし、苗植え、草取り、収穫の作業を通じて、孫のようなこどもたちとの交流で、 元気をもらっています。園児たちからはかわいい寄せ書きが公民館に届けられ、現在2階の掲示板に張り出して、公民館利用者にも見てもらっています。 また、春には他の講座の受講生を含めて園児とのスポーツ交流を行っており、そのお返しに、秋の運動会に受講生全員が招待され、できるだけ多くの参加を事務局が呼びかけました。
 ときめき大学講座の設置目的として、教育委員会では受講生に生涯学習の場を提供することと同時に、受講生が地域における指導者としての役割を担うことを掲げています。 このようなこどもたちとの交流を通じて、受講生に指導者としての経験を重ねてもらい、それを地域にも広げていくための環境をつくっていくこと、それが公民館の役割だと思います。 
カラオケ講座の児童 園児と一緒に芋づくり
問い合わせ先: 小竹町中央公民館−鞍手郡小竹町大字勝野1757番地
(小竹町教育委員会社会教育課)
 TEL 09496−2−0452 FAX 09496−2−6899

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