「ありがとうの町貫校区」
わがまち子育てプロジェクト「世代間交流隊」
北九州市貫市民センター

 貫市民センターは小倉南区南西部の企救富士と言われる貫山の麓に位置している。人口約8,900名、世帯数3,300戸で、歴史と自然に恵まれた町である。近年、新北九州空港も開港し、益々発展が期待されている。校区内の37団体で、新まちづくり協議会、貫校区自治連合会、社会福祉協議会、ふれあい委員会等が組織され、全住民が安心安全な暮らしの実現に向け、貫校区と貫市民センターが連携し、16事業133行事を実施している。中でも「未来の宝」の子ども事業として、「貫世代間交流隊」、「生き生き子ども講座」「元気に育て貫っ子、いっしょにあそぼう」が特徴的である。また、貫市民センターと貫小学校前を「あいさつ通り」として地域の人々の声かけ運動も実施し、貫校区の子ども達を大事にしながら、住民がふれあう温かい町づくりを構築している。
@ 『元気に育て貫っ子、いっしょにあそぼう』―故郷の人を愛する子どもの育成
 貫校区と貫市民センター、地域の洗心保育園、私立ひとみ幼稚園、北九州市立貫保育所と12名の地域ボランティアさんの協力で若いお母さんと0〜6歳までの未就学児を対象に、充実した活動が展開されている。内容として、18名の運営委員が年間計画を立て、季節の伝統行事や貫の自然散歩、保育園や幼稚園の先生方の創造力に満ちた遊び、ボランティアさんによる読み聞かせや手作り遊びを実施する。この心と肌のふれあいで、年間、延1,353名の若いお母さんや乳幼児の温かい心の居場所・交流の場として根付いている。
A 『生き生き子ども講座』―こどもたちが故郷の自然の良さを体感する
 小学生の子どもの生きる力の源になる「食育」を柱に、楽しい事業の計画を実施した。貫特産の地場野菜を使って、地域のボランティアと子ども28〜32名が料理づくりに七回挑戦した。「米粉を使ったパン作り」「米粉入りお好み焼き」「地場野菜のスープ」「地場野菜のゼリー」等々、体に優しくおいしいメニューで野菜のおいしさと地域の方の優しさにふれあった楽しいひとときで、幅広い地域の人材の参画と交流が深まった。
B 『世代間交流隊』―故郷の文化・伝承を学ぼう
 貫校区行事や、小倉南区のお祭「まつりみなみ」で子どもみこしを地域の年長者やボランティアさんと一緒に作成し、校区盆踊り大会や南区祭で披露する。また、そば作りや、しめなわ作りを通して校区の文化にふれあう。
   
生き生き子ども講座   世代間交流隊   いっしょにあそぼう

問い合わせ先:北九州市立貫市民センター TEL:093−475−6070


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